【初一人映画】罪の声見てきました
こんばんは!パワルコです
この3連休、気付かずにうっかりと1日代休をくっつけて4連休になっておりました。
連休を満喫させております。
ブログをもっと書けやと、自分のケツをたたきます。
連休初日はずっと寝ていたもので、連休2日目は大変元気です。
朝も早起きをして、洗濯をしてお散歩がてらに映画館へ行きました。
映画館で映画を見るのは本当に久しぶりでした。アラジンぶりです。
ドケチな元カレと見に行った以来ですね笑。懐かしい。
今まで一人で映画を見ようとは全く思ったことがありませんでした。
寂しいというか、悲しいというか。そもそもあまり映画に興味がなかったかもしれません。
最近はお薬が効いているのか、いろんなことがしたくて暇が嫌で、やけに行動的です。
躁鬱の躁気味なのかもしれないです。
あとはとにかく暇でひまで、映画を見に行きました。
初一人映画でデビューは【罪の声】
そして今年ドラマでドはまりした、MIU404の脚本書いていた野木亜紀子さんが脚本家でしたので、絶対に好きなやつでした。
野木さんの話の展開の仕方が面白くて、どんどん物語に引き込ませるんですよね。
前半全く接点のない小栗旬演じる阿久津と、星野源が演じる曽根俊也。
この2人が結びつく瞬間がいちばん心が躍りました。
しかも2人を結びつけた人がMIU404にも出ていた、橋本じゅんさん演じる板長さん。
この人が素直すぎてかわいい。憎めないです。
もうすでに時効になっている事件を追う、新聞記者の阿久津。
世間を騒がせた事件の犯行の一部に加担していたことなど、全く知らずに幸せに生きてきた曽根俊也。
ある時曽根は阿久津が追う、事件の犯行に使用された声が、当時小さい子供であった時の自分であることを知るが、犯行に使用されていた声は彼のほかにも2人の子供がいた。
大人たちの事情で事件に巻き込まれた3人の子供たち。
曽根俊也はなぜ自分の声が犯行に使用されてのを調べていく。
そのうち、板長さんのお口が滑りに滑って、阿久津と曽根は出会い、事件について追うことになっていくのです。
2人で真実を追ううちに、犯行に使用された声の他の2人は、事件首謀者の娘と息子で、曽根とは全く違く人生を送っていたことを知る
2人の父親は犯人グループの仲間割れした、やくざに殺され、残された母と娘と息子はやくざの管理下で地を這うような暮らしを送っていた。
娘はこんな暮らしは嫌と、逃亡をしようとしたところ事故死になり、息子はおとなしくやくざのいいなりに働く中で、同じくやくざに恨みを持った男とともに放火事件を犯し、日の当たらない生活を送っていた。
同じく何も知らずに、罪の声を残してしまった3人なのに、こんなにも生きてきた人生が違うことを、曽根は複雑な気持ちでもあり自分を責めてしまう。
悪いのは子供たちを巻きこんだ大人たちなのに。いろいろと考えさせられてしまう。
たとえ、つらい過去や不幸な事件があったとしても、それを後世に罪を負わせるようなことはあってはならないのです。
子供いないけど。何とも深く考えさせられる映画でした。
家族の愛だとか、当時の時代背景だとか複雑な思いで胸が熱くなりました。
感情がおかしいのか、涙ボロボロでございました。
映画を見てから知ったのですが、過去のグリコ森永事件を元に作っていたんですね。
この事件、私が生まれる前なので記憶にはないのですが
当時を知る人だったらもっと、感じるものは多いのだろうな。
初めての一人映画面白くて大満足でした。
お隣のお若い女の子は、泣くところ全然なかったーと言ってましたが。
こちらのおばさまはギャン泣きでした。
それでは。